プロデュース業の醍醐味は「経験」を次へ活かすこと
2024.08.08
■現場は宝物でいっぱい
7月23日、企画から開発までプロデュースさせていただいたNAGI dogglamping enaが開業となりました。
諸事情あり、施設完成から開業までがなかなかにタイトなスケジュールでしたので、開業後も現場はバタバタと
施設運営構築に追われており、開業後2週間を経てようやく様々な整理がついてきた感じです。
で・・・、仕事の合間を縫って僕も3日間でしたが運営アルバイト(笑)として現場に入ってきました。
朝、お客様のチェックアウト後には朝食備品を下げ、30㎡を超えるアウトドアデッキの水洗いからスタート!!
これが・・・そこそこ重労働(笑)
いや、作業そのものよりは灼熱地獄の太陽の下って環境が「重労働」と感じてしまうのかも。
全身びっちりと大汗かきながら全5棟。
完了するころには600mlのペットボトルを余裕で2本飲み干してました(笑)
テキパキと作業してくれているNAGIスタッフさんたちの応援を受けながらなんとかデッキ掃除は終了し、
休憩と着替えを済ませて15時からのチェックイン作業サポートへ。
17時以降は夕食の配膳、19時には夕食什器等をおさげする作業。
合間合間でマネージャーやスタッフとディスカッションしているうちにあっという間に一日が終了していました。
施設開発のラストスパートは梅雨の雨雨雨で悩まされたんですが、今回は晴れ晴れ晴れの猛暑と闘うことに(笑)
身体はクタクタでしたが、現場では本当に得るものが沢山ありました。
スタッフAさんからはお食事に対するお客様の「生の反応」を聞くことが出来たし、
スタッフBさんからはお部屋に対するお客様の「生の反応」を聞くことが出来ました。
マネージャーのバックヤードでの動きも把握できたし、お客様とも直接お話しさせていただくことも出来ました。
お客様の残されている食材から学ぶこともあったし、施設のオリジナル運営オペレーションと管理棟の構造の重要性も再認識。
何よりも完成後のお客様が過ごす空間やスタッフが働く施設の「温度感」を体感できたことが一番の宝物で、
施設エリア全体に「学び」が存在していました。
もちろん「学び」なので良かったなぁと感じたことも含め・・・ですが。
やはりリアルに現場に入るという行為は今後も継続したいと考えています・・・スタッフに嫌われない程度に(笑)
■プロデュース業の醍醐味
グランピング/アウトドアリゾートの企画開発プロデュースを始めて8年ほど経ちますが、
プロデュース業の醍醐味は「経験を次へ活かすこと」なんだろうなぁと感じています。
成功した体験、失敗した体験、褒められた体験、怒られた体験・・・などなど全ての経験を次へ活かすこと!
それは自分自身へのフィードバックは当然ですが、企画開発にかかわってくれるメンバーへの共有、
そして新たに出会うグランピング/アウトドアリゾートの事業主様への共有ということになるのかと。
当たり前ですが、案件ごとに土地の形状からロケーションから規模から集客ターゲットまで異なりはしますので
「経験の活かし方」も微妙に変化するかもしれません。
現に8月は3案件の開発企画書を作成する予定なんですが、上記の通り全て異なります。
お盆はオフィスに籠って頭をひねろうと思いますが・・・「どう経験を活かすか?」
今から少しワクワクしています。
その前に・・・この週末だけは爆睡してエネルギー充電したいと希望(笑)