グランピングの宿泊料金は利用者が決める
2024.09.05
■台風一過
8月最後は不思議な動きの台風10号やられましたねぇ(涙)
皆様の地域ではいかがだったでしょうか?
気象予報を見るたびに上陸の予定日時や位置が変化し、施設の対応や自身の出張スケジュールも含め久々に右往左往しました。
スケジュール関係でご迷惑をおかけした皆様にもここでお詫びいたします。
弊社においてはこの7月&8月がまさに「仕事の台風状態」でした。
グランピング施設の完成納品、そして開業、開業後の運営サポート開始で私を含めスタッフがバタバタと。
何度グランピング施設の開発&開業にかかわっても、やはり予期せぬ事態は発生するもので、ほぼ曜日感覚は消えておりました(笑)
ただ有難いことに次なるグランピング施設の開発案件も準備スタートしてましたので、
事業主様とは企画図面や開発コストの会議や修正、そして再会議と基礎固めのお仕事をさせていただいたり、
とある自治体様の再開発案件の企画立案、企画図面、事業計画、開発コスト算出、エリア類似施設の把握などの資料作成も重なり・・・
スタッフ一同有難い気絶モードの中での夏の終わりが台風10号でした(涙)
そんな「仕事台風」「本物の台風10号」がいわゆる台風一過した9月・・・ここからは自分たちの通常ペースに戻しながら
一つ一つのお仕事に向き合えればと考えています。
■開業まではバタバタでも開業後は地道に着実に!
この夏も様々なグランピング/アウトドアリゾート、はたまたキャンプ場などの情報や状況をお教えいただきましたが、
勝ち組、葛藤組、しんどい組など各施設の運営/経営状況は異なります。
当然ながらここで詳細をお伝えする訳にはいきませんが、この夏の大きなトレンドは「更なる猛暑」と「家計の引き締め」かなと。
「更なる猛暑」に関しては皆様もご承知のことかと思いますが、多くのキャンプ場はダウントレンドだったかと思います。
単純にこの猛暑にてテントの中では眠れない!!ことが最大の理由でしょうし、コロナ禍で急増した「なんちゃってキャンプ層」が
見事にキャンプから離脱していったことも大きな理由かもしれません。
グランピング/アウトドアリゾートに関してはエアコン完備と言うこともあり猛暑の影響はキャンプほどではありませんが、
ここまでの猛暑となると「出かけること」自体が億劫になるのではないかと・・・。
そんな中でも着実に顧客を獲得して売上数字を伸ばしている施設も多数ありました。
プロデュースさせていただいた某施設などは昨年対比150%アップで8月売上新記録を達成されていたり(おめでとうございます!!)
この8月に限った訳ではありませんが、ブームとは関係なく売上を着実に確保、または伸ばしている施設様には共通項があります。
それは何か?
「地道で継続的なマーケティング」です。
情報拡散可能なWEBインフラを着実に拡大し、公式Instagramを計画的に日々更新し(投稿、ストーリーズ、リール動画)、
そして毎月毎月5~10万円のinstagram広告を戦略的に投下しては、予約データ&宿泊データとリンク分析させながら
無駄打ちを減らして効果ある部分へ肉厚にプロモーションしていく。
シーズナル企画を早め早めに整理して戦略的にメニュー投下していくことも地道にされておられます。
そして何よりも素晴らしいなぁと勉強させてもらってることは
「宿泊料金は利用者がきめるもの」と言う基本概念が徹底されていることです。
もちろんグランピング場の宿泊料金は事業主様が決めることではあるのですが、一旦決定した料金に固守される事業主様もおられます。
それは開業前に立てた事業計画があるゆえ当然の感情ではあるのですが、時代の流れ、変動する景気、気象状況の変化など
様々な動きの中で「利用者が施設の価値を決め対価が決まっていく」という原理原則を把握されている事業主様が一番強いです。
当然それは日々の毎月のマーケティングデータを分析し議論することで見えてくるものだとも思います。
グランピングの宿泊料金は利用者が決めるもの
地道で継続的なグランピングのマーケティング
カプセル社のグランピング施設支援サービスである「オンリーワン施設サポート」もこういった思想をベースに
グランピング場の運営経営支援をさせてもらってます。
詳しくはまたお会いした時にでも。