スタッフブログ

グランピング施設の差別化について

2025.04.23
■捨てる勇気

3月~4月は企画書や資料作成作業に追われることが多く、ブログさぼり気味ですみませんでした。
で・・・気づけば来週からはGWのスタートなんですね。

施設運営や経営サポートをお手伝いさせていただいている年中無休案件(笑)は別にして
GW明けからは現在手掛けている開発案件が3つほど本開発へと移行していくタイミングとなりますので、
今年のGWは可能な限り休養して英気を養うと共に、様々な案件の頭の整理に時間を使おうと考えています。
会社としては来年、再来年の「飯のタネ(笑)」も仕掛けていかないとダメですしね。

とは言えまずは目先の3案件・・・
ここに至ってまだ少し悩んでいるのが各施設の差別化戦略なんです。

開発案件の初期はついつい「開発用地のハードルクリア問題」「事業計画や開発コスト」中心に議論が進行してしまうのですが
本来は「施設の強み」「メインターゲットをどこに設定するか」も同時並行に関係者の意思統一をしておかなければなりません。

そこが意思統一出来ていないと、様々な各論ベースの議論で判断軸がなく、各自が主観での発言や感想を述べてしまうだけの
悪循環へと繋がっていきますので。

各論ベースの議論?そうです・・・
■施設名やロゴ
■公式サイトのテイストや宣材のキャッチコピー、SNSの展開方法
■宿泊料金設定や宿泊プラン決め
■宿泊棟や家具調度品の世界観
■料理メニュー開発
その他全ての議論に関係してくると言っても過言ではありません。

端的に表現すると「この施設を誰に向かって訴求していくのか」といったことになります。
よく事業主様から「みんなに刺さる施設にして欲しい」とリクエストを頂戴することはありますが・・・
正直それは不可能なんです(笑)

私たちが把握している限りで幅広いターゲット設定しているなぁと感じた施設は
「グランピング初心者(初めてグランピング)はまずはうちの施設で体験を!」的なもの。

施設設備は少しグレードが低いものですが、何よりも宿泊料金が安い!!
しかも都心部からも車で1時間程度のマイクロツーリズム好立地。
私の知る限りではそこそこ順調に稼働率を確保している感じでした。

この施設の戦略が素晴らしいなぁと感じたのは開業から数年後。
隣接地に立派なグランピングヴィラ形式の新たな施設を増設されたのです。

そうです!
初期施設はブレずに「グランピング初心者向け」を継続させ、新たにグランピングリピーターに対応可能な施設を
増設された感じですね。この施設様の商売上手さに感心させられた記憶があります。

プライベートビーチを保有している強みを徹底的に追及して宿泊客を満足させている施設様。
温泉やサウナに拘って宿泊客を満足させている施設様。
絶景ロケーションと施設世界観を徹底して宿泊客を満足させている施設様。
富裕層や可処分所得の高いターゲットに絞り込んだサービスをウリにしている施設様。
などなど

類似施設が多数存在するグランピング/アウトドアリゾート市場の中では「捨てる勇気」も必要なのかも知れません。
表現は悪いですが「捨てる」ことによって施設の目指すべき特徴や注力すべきサービスが逆に明確になる気もしています。

例えばメインターゲットについても「家族連れ」みたいな抽象的な設定で終わるのではなく、
「家族で徹底的に遊べる施設」なのか「家族連れでもストレス少なくのんびりが可能な施設」なのかでは大きく異なりますし、
同じ家族でもその時々の置かれた環境やタイミングによって選択肢は変化するかと思います。
これは「夫婦」「カップル」「女子会」でも同じだと思いますので、施設側からきちんと「コンセプトフラッグ」をわかりやすく
立てて置いてあげることが重要なことだとも判断します。
そのコンセプトフラッグに刺さらなかった方々は「捨てる」と言う判断ですね。

すみません・・・今回のブログは悩む自分自身の頭を整理させるための内容みたいになつてしまいましたね(笑)

はい!「捨てる勇気」をもって再度諸々整理してみますね。