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グランピング 宿泊料金を決める 

2025.10.02
■開業前の大きな決断「グランピング施設の宿泊料金」

グランピング事業を始めると決め、企画開発、そして開業準備とあわただしく開業へ向けて進んでいく中で
皆さん悩まれるのが「宿泊料金」の設定です。

一般的に皆さんは何をもって宿泊料金を設定されていくのでしょうか?
当然いくつかの指標は存在します。

☞近隣のグランピング類似施設の料金設定を参考にする
☞集客のメインターゲットエリアを想定し(東京?関西?名古屋?・・・沖縄なら関東&関西がメインかぁなど)
 同じターゲットエリアから集客している世界観やクオリティが近い施設を広範囲に探して参考にする
☞「事業計画」及び社内規定である「開発コスト回収年数」から落とし込んでいく
などなど

上記指標をもとに一旦作り上げた宿泊料金表。

次なる確認事項もあったりします。
☞年間の営業カレンダー(TOP、繁忙期、通常期、閑散期)は本当にこのままで良いのか?
☞自分たちの戦略としてはどことどこのタイミングで年間の何割を稼ごうと考えていくのか?
☞料理原価から逆算してお料理金額をどう織り込んでいくのか?
☞子供料金の設定詳細はどう定めるか?
☞早割宿泊プラン(60日前、30日前など)の値引きをどう加味するのか?
☞OTA各社へ支払う手数料をどう事業の中で処理するのか?
などなど

実に複雑怪奇です(涙


■開業後も継続する「グランピング施設の宿泊料金」設定との闘い

開業前に頭をフル回転させながら設定した宿泊料金ですが、開業後もずっとこの闘いは続きます・・・はい。

それは何故か?

これは私たちの持論なんですが、誤解を恐れずに結論から言うと「宿泊料金は事業主様ではなく市場が決める」ものだからです。
☞お客様が皆さんのグランピング施設を予約サイトや公式サイトで確認し、その「宿泊料金」が妥当と思えば予約する。
☞毎年毎年の社会情勢によってお客様のその判断軸は微妙に変化する。

事業主様はそんなグリップ感が約束されない市場(お客様)と日々向き合いながら都度都度「市場が求める自分の施設の適正価格」を
提示していかなければならないのです。

これはグランピング事業に限らずホテル、旅館も含めた宿泊業の宿命なのかもしれません。

一年を通して様々な宿泊プランや料金設定を駆使しながら稼働率を確保していく。
しかも施設のブランディングを落とさずに。
特に初年度の様々なトライ&エラーを主要メンバーで共有しながら進めていくことも重要です。

有名な稼働率高い温泉ホテルでは料金設定を市場の反応を見ながら変化させていく専任の方がおられたりしますし、
私たちがプロデュースさせていただいた某グランピング施設でも開業3年目からは専任の女性が誕生したりしています。
この作業はノウハウさえ覚えていけば自宅勤務でも作業可能です。

グランピング施設の宿泊料金については常に「市場中心目線」で戦略していく柔軟な姿勢が必要です。
「トライ」しないと判断できないことはいっぱいありますし、「エラー」は貴重なマーケティングデータにしなければなりません。

カプセルには実戦で鍛えた予約宿泊マーケッターもおりますので、必要とあればお気軽にお声がけくださいね。
ネガティブシンキングからポジティブシンキングへ変えていくお手伝いをさせて貰います。