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【グランピング 運営】年間を通じた運営体制のエトセトラ

2026.01.15
■「効率的な運営体制」に悩む各グランピング施設

ここではグランピング場の運営支援/サポートの目線で過去にあった「あるある話」も含めてお話が出来れば。
今回は皆さんが必ず悩む運営体制(人員体制)について少しお話を。

グランピング事業の事業計画書を作成されるときに、運営支出項目として100%存在するのが人件費。
ここでは施設清掃やお客様にご提供するお料理の準備作業も含めて人件費とくくりますね。
(施設によっては運営スタッフで清掃から料理準備までされる場合も、清掃や料理準備を外注されてる場合もありますので)

一般的には年間稼働率30~40%の施設で売上の25~30%を人件費に割り当てている施設が多いかと思います。
ただ当然ですが同じ人員で稼働率が悪くなれば「人件費は固定費」として経営を圧迫することとなりますし、
逆に同じ人員で踏ん張って稼働率上がっても運営が回れば利益が拡大することとなります。
また施設運営を第三者企業へ丸投げ委託されている場合は人件費(外注委託費)が売上に占める割合は必然的に高くなりますよね。

前説はこれぐらいにして・・・
グランピング施設経営者としての一つの悩みは「常勤スタッフ」と「パート/アルバイト」の雇用バランスかも知れません。

何故このバランスで悩むかと言うと、グランピング事業がシーズナルな影響を大きく受けるビジネスであるという背景です。
GW、夏、秋の行楽シーズンで1年の大きな集客シェアを占めるビジネスがグランピング。
また平日と週末でも大きく稼働率が異なるビジネスがグランピング。
ここがビジネスユースのお客様を相手にしたビジネスホテルとの違いかもしれません。

シンプルには数名の常勤スタッフを軸に、繁忙期にはパート/アルバイトで運営体制を補充するというのが理想形なんですが
なかなかそんな都合よくは採用、アルバイトの維持は出来たりしないんですよね(涙

以前私たちがグランピング開発のお手伝いした施設でも、常勤スタッフ+パート/アルバイトの陣容で運営スタートしましたが
冬場の閑散期に入り、パート/アルバイトさんのシフトを大幅に減らしたところ・・・
「私の給料は家計の一部に組み込まれているので1年通じて金額の凸凹があると正直辛いです」と辞めていかれる方が続出しました。
これはおっしゃられる通りなんですが、経営側からすると宿泊者が減少する閑散期に余剰な人員配置をする訳にもいかず。

じゃあ必要なタイミングだけ「期間スタッフ」で補充すれば良いじゃないか?という意見もありますが、
そんな都合よくポイントポイントで必要な人材が確保される訳でもなく、しかも必要なタイミングは「繁忙期」。
採用したばかりのスタッフが多忙な繁忙期に期待通りに動ける訳もなく・・・なんです。

ですので経営側は究極の「効率化」は諦めてください!!
個人的には年間通じて優秀な(又は必要な)パート/アルバイトはある程度のシフトに組み入れてきちんと確保するべきかと。
結果、少し無駄に思えるコストも最終的には無駄ではないことが実感できるかと思います。

また私たちの旧知の方が経営されているグランピング場では「ほぼ全て常勤スタッフ」で施設運営されています。
勿論労基ともディスカッションして指導を貰った上でですが、「繁忙期は休日ゼロ&閑散期に施設を閉めて大型休暇」といった形式で
年間の雇用を成立させています。

またこちらも旧知のグランピング施設では閑散期は金土日のみ営業とし常勤スタッフのワークバランスを調整していたり。

今回はこのあたりで。
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