【グランピング 開業】グランピングは今後ますます「勝てる施設、負ける施設」の二極化へ
2026.05.14
■野村克也さんの名言
プロ野球の名選手/名監督であれた故野村克也さんの名言に・・・
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があります。
これは様々に解釈されていますが、野村さんの真意は
「結果には必ず原因があるという分析の重要性」を示唆した言葉なんです。
個人的にはグランピングビジネスにおいてもこの言葉は非常に心にしみる言葉だと感じています。
負けるグランピング施設(勝てないグランピング施設)は、ヒアリングをしていると確かに「不思議の負けなし」なんです。
グランピング施設はアフターコロナと呼ばれる2021年あたりから国の事業再構築補助金(ブーム)もあって
急激に増加してきましたが、事業主様は当然ながら旅館や観光業以外の方々も多く、
「なんかコロナでアウトドアブームなっているし、国の補助金も使える。聞くとところによるとグランピングって
作れば必ず儲かるらしいよ!」的なノリで事業参入された方も多かったと聞いています。
実際に当時弊社へのご相談依頼者も多数がこういった方々でした。
で・・・開業する・・・思ったほどお客様が集まらない・・・更に広告投下する・・・まだダメ・・・宿泊料金下げる
・・・ちょっと回復したけどまた集まらなくなってきた・・・どんどん悪循環になっていく!あ~~どうしたら良いの?
実際にこんな施設が出現しています。
一方、好調な施設は5月初旬の時期に、既に6月の予約だけで稼働率40%以上を確保、7月、8月の先行予約も順調に
推移していたりします。
この違いは何なんでしょうか?
まさに故野村克也さんの言葉を借りると「結果には必ず原因がある」という事なんです。
悪循環に陥る「勝てないグランピング施設」に共通した原因は、私たちの経験上では主に以下だと考えています。
①自分のグランピング施設のブランディング(どこで勝負するのか?)が全く定まっていない
②上記ゆえに施設のアートディレクション管理が出来ていない
③上記ゆえにどんなプロモーションを展開しようがムダ打ちに終わってしまう
④プロモーションからチェックアウトまでお客様をコントロールする「体験設計」が出来ていない
⑤年間を通じて様々なトライ&エラーの戦略実施、そこから分析や課題抽出、そして解決までのフローがない
⑥総じて柔軟な発想での「市場との向き合い」が出来ていない
細かな原因は他にも施設ごとにあるかもですが、共通事項としては上記の様な部分かなと感じています。
グランピング施設開発時には皆さん気持ちが「施設の完成」という夢や希望が頭の大半を占められているので
上記の様なお話はミーティングしていてもスルーされがち(笑)なのが辛いところではあるのですが、
カプセル社としては施設を創ることと同じくらいに「その後」のことも大切に考えてプロデュースしています。
そして「その後」のことは実は施設開発時点から全てに連動していることも忘れないでくださいね。
今後、弊社と出会っていただく事業主様。
「こいつら面倒くさい事言うなぁ~」って局面があるかも知れませんが、是非渋々で構いませんので(笑)
「その後」の失敗しないためのお話にも耳を傾けていただければ幸いです。