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素泊まりで楽しめるグランピング施設のポイント

2024.02.08

この記事を読むと……


  • ・素泊まりできるグランピングに求められることがわかる
  • ・宿泊客が自炊を楽しめる環境整備についてわかる
  • ・外してはいけない注意ポイントがわかる

「長い説明を読むよりも、まずは話を聞いてみたい!」という方はコチラ!


目次:

  1. 素泊まりとは?
  2. グランピングと素泊まりの組み合わせについて
  3. 素泊まりができるグランピング施設の工夫点
  4. まとめ

1.素泊まりとは?


素泊まりとは、食事をとらずに寝るだけの宿泊のことです。

通常は宿泊料金に朝食や夕食が含まれています。

素泊まりの場合はこれらの食事が一切含まれず、宿泊料金もそれに応じて抑えられることが多いです。


昔は寝るだけの必要最低限のサービスのみとされていましたが、近年では素泊まりであっても様々なサービスを受けることができる場合もあります。


2.グランピングと素泊まりの組み合わせについて


自然豊かな環境でのアウトドア体験・高級ホテル並みの快適さを求めるグランピングと、自分の時間と空間を大切にしたいという素泊まりのメリットを両立させたスタイルです。


このような「グランピング素泊まり」は、自然を満喫しながらも、食事については自分たちで自由に調理を楽しむという、自由度の高さから人気が高まっています。


3.素泊まりができるグランピング施設の工夫点


一つ目の工夫点は、自然との一体感を増すための施設配置です。テントやバーベキューエリアを森林や湖沼に近く設けることで、自然の中に身を置く感覚を強くします。


二つ目は、顧客が自己調理を楽しめるような環境整備です。グランピングでの料理体験は滞在の大きな楽しみの一つ。キャンプ道具のレンタルや食材販売サービスを提供することが重要です。


三つ目は、アクティビティやエンターテイメントの提供です。手ぶらで来ても楽しめるよう、自然体験活動や音楽イベントなど、施設独自のエンターテイメントを考えてみましょう。

最後に、地元産品や地域との協働によるサービス開発です。地元の農産物を活用した食材販売や、地域の観光スポットとの連携などを図ることで、地元経済とも良好な関係を築くことができます。


(1)自然との一体感を増すための施設配置


素泊まりができるグランピング施設を運営する際の重要なポイントの一つが、施設の配置です。


この配置は、お客様が自然と一体感を感じられるよう工夫されていることが求められます。

具体的には以下のようなポイントが挙げられます。



  1. テントやコテージは、自然の風景を邪魔しない位置に設置しましょう。なるべく森の中や湖畔など、自然が目の前に広がる場所が理想的です。
  2. また、施設間の距離も考慮に入れることが重要です。互いのプライバシーを保ちつつも、視線が遮られないよう配慮が必要です。
  3. 移動経路も自然と調和するように計画します。歩道は自然の地形に沿って設け、夜間でも安全に移動できるよう照明も考慮します。


以上のように、自然環境を生かしつつも顧客の快適さを確保するバランスが求められます。



(2)顧客が自己調理を楽しめるような環境整備


「素泊まりグランピング」では、自己調理が可能な環境の整備が重要となります。


設備としてはバーベキューコンロや食材の冷蔵施設、調理器具の提供は必須です。

また、食材の調達も考慮すると、地元産の新鮮な食材を提供するコンビニエンスストアやスーパーとの提携も有効です。


顧客が自由に料理を楽しむための設備と環境を整えることで、自然を満喫しながらの食事時間が更に充実します。


これが「素泊まりグランピング」の大きな魅力となり、リピート利用を促す要因にもなります。



(3)アクティビティやエンターテイメントの提供


素泊まりができるグランピング施設では、単に素泊まりするだけでなく、各種アクティビティやエンターテイメントを提供することも大切です。


例えば、バーベキューセットのレンタルや自然体験教室などを企画しましょう。

また、季節に応じたイベントもおすすめです。

以下に具体的な提供例を表にまとめました。



アクティビティ

内容

バーベキューセットのレンタル

食材付きや食材なしのセットを用意

自然体験教室

山菜採りやバードウォッチングなど

季節のイベント

春の花見や冬の焚き火体験など



これらのアクティビティを通じて、お客様が自然と触れ合いながら楽しい時間を過ごせるよう工夫しましょう。

それが素泊まりができるグランピング施設が愛される秘訣です。



(4)地元産品や地域との協働によるサービス開発


「素泊まりグランピング」の醍醐味といえば、自然を生かした施設と地元の味わい深い産品を楽しむ体験です。

地元の特産品を取り入れることで、訪れるお客様に地域の魅力を伝えることが可能となります。


例えば、地元で採れた新鮮な野菜や果物を販売したり、郷土料理の調理体験を提供することで、お客様の滞在をより豊かなものにできます。

また、地元の職人や企業と協働することで、オリジナルの商品開発や体験プログラムを実現できます。

地元の森林資源を活用した木工体験や、地元の陶芸家と共同で行う陶芸教室などが考えられます。


これらを通じて、「素泊まりグランピング」はただ宿泊するだけではなく、地元の風土を五感で感じ取る独自の体験を提供することができます。


まとめ


今回の記事の要点をまとめると以下の通りです。



  • ・宿泊者が自然を存分に感じられる様な施設配置がおすすめ
  • ・宿泊者が自炊を楽しめる環境の整備がポイント
  • ・地元食材の販売や、アクティビティの提供などもおすすめ
  • ・宿泊施設としてのクオリティ担保は必要(快適性)


今回は素泊まりができるグランピング施設についてまとめました。



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