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目次:
近年のサウナブームが追い風となり、サウナ付きグランピング施設が注目されています。
一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所の調査結果によると、2021年に一旦落ち込んだサウナ愛好家数は復調傾向にあるとのことです。
また、サウナ利用者の4人に1人が個室型貸切サウナの利用経験があるという調査もありました。
こういった裏付けもあり、個室貸切型としてプライベート空間の確保がしやすいサウナ付きグランピング施設の開業も増えてきています。
サウナ付きグランピング施設の魅力は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、アウトドアでサウナを楽しめることです。
サウナは、森林浴やキャンプなどのアウトドアと相性が良いという認識が広がっています。
サウナ付きグランピング施設では、自然の恵みの中で、心も体もリフレッシュすることができます。
2つ目は、プライベート空間でサウナを楽しめることです。
サウナ付きグランピング施設では、個室や貸切の利用が可能な施設が多いです。
そのため、人目を気にせず、ゆっくりとサウナを楽しむことができます。
個室貸切型サウナのニーズが高まっている事ともマッチしています。
サウナ付きグランピング施設を開業するためには、以下の流れを踏む必要があります。
物件の取得については、サウナ付きグランピング施設として適した場所を選ぶ必要があります。
例えば、自然豊かな場所や、アウトドアリゾートエリアとして整備された場所などが候補にあげられます。
サウナとグランピングの両方を楽しめる環境が整っている場所が望ましいでしょう。
サウナの設置については、サウナメーカーに相談して施設に合ったサウナを設置します。
また、水風呂や休憩スペースなども併せて設置する必要があるので十分にコンセプト設計をしましょう。
グランピング施設の設置については、以前の記事で詳しく解説しているのでここでは割愛します。
サウナをキャンプ場やグランピング場に導入する場合は、営業許可の取得も必要です。
具体的には「公衆浴場法」という法律の元で管理されています。
各自治体の保健所が窓口になっていることが多いので、グランピング開業の許可と合わせて事前に相談をしておきましょう。
グランピング開業で取得することの多い「宿泊旅館業法」の許可や「飲食営業許可」なども保健所が窓口になっている場合が多いです。
まとめて相談しておくとスムーズなので、事前に相談事項を整理しておきましょう。
サウナの種類や設備は、サウナ付きグランピング施設の特徴を決定づける重要な要素です。
サウナの種類には、フィンランド式サウナ、オートロウリュサウナ、ミストサウナなどがあります。
設備の種類としては、テントサウナ、バレルサウナ、小屋サウナなどがあります。
グランピングのテント選びと同じく、イニシャルコストとランニングコストのバランスやメーカーによる違いなども加味してコンセプト設計にピッタリと合うものを選びましょう。
グランピングが好きな人とサウナが好きな人の両方に楽しんでもらう為の工夫が必要です。
グランピングが好きな人は豊かな自然の景観や雰囲気、体験できる非日常などを楽しみとしています。
景観と調和の取れるサウナ設備で両方のファンを喜ばせたいですよね。
サウナ設備を設置する場所もコンセプト色を強く出せるポイントです。
あえて離れた場所にサウナを設置する事でアウトドア色を強めたり、動線を考え抜いて快適さにこだわるなど、開業コンセプトに合わせた工夫を盛り込みながら調和させましょう。
今回の記事の要点をまとめると以下の通りです。
サウナ付きグランピング施設の開業は、成功すれば大きな収益を得ることができます。
しかし、成功するためには立地やサウナの種類・設備、マーケティングなどの要素をしっかりと検討することが大切です。
途中でお困りの場面がありましたら、弊社へのご相談をお待ちしております。
グランピング事業自体への納得がいくまでコミュニケーションさせて頂きます。