まずはコンセプトを含めた計画を立てるための情報を集めることからスタートしましょう。
計画を立てるためには、事実を把握することが必要不可欠だからです。
把握すべき情報にはどんなものがあるでしょうか?
たとえば
この記事に辿り着いて読んでいる今の状況も情報収集をしているといえます。
実際に注目しているグランピング場に宿泊してみて体験を得ることもオススメの情報収集です。
誰に向けたどんなグランピング場を開業するのかを決めることが最も重要です。
「うちの施設はこう言ったグランピング場なんです!」がその後の判断基準となります。
そのためまずは判断基準となるコンセプトを確定させましょう。
コンセプトがなければ、この後に待っている大量の「判断と選択」を行なっていくことが困難になります。
事実を把握した上で決めたグランピング場のコンセプトは「意思決定の物差し」と言えるでしょう。
また実際にオープンした後のプロモーションにもコンセプトは活用できます。
以上の理由から、事業計画はまずコンセプトを決めましょう。
コンセプトを実現するために必要な予算とスケジュールを決めていくのが事業計画の作成です。(最初は大枠でOK)
最初は情報収集と事業計画作成を行ったり来たりしながらの作業になります。
予定地の選定では、利用者目線と開発者目線の2軸で判断しましょう。
理由は2点あります。
・利用者目線で魅力が薄ければグランピング場として必要とされにくいため
・開発者目線でコストが見合わなければビジネスとして成り立たないため
具体的にはこんな視点で開業予定地を見てみてください。
・単純に景色が良いか?
・滞在して癒されるか?
・初期費用がかかりすぎないか?
・集客エリアの見込みがあるか?
以前にスタッフブログでも利用者目線について語らせて頂きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
両方の視点がなければ長く運営できるグランピング場として成立しません。
2軸で判断するということを念頭において開発予定地を確認しましょう。
まずは開発許可の窓口と保健所の2カ所へ相談を行いましょう。
これには2つの理由があります。
実際に動き出す前にあらかじめ行政とのコミュニケーションを密にしておくと思わぬ落とし穴を避けることができます。
事業計画の大枠が出来て候補となる土地を選定したら本当に実現可能なのか行政に相談しましょう。
何をしてくれるパートナー業者が必要なのかを明確にしましょう。
これには2つの理由があります。
具体的には以下のような点を明確にした上でまずは相談をしてみましょう。
業者選定や見積もり依頼には具体的な状況を明確にして伝えることが重要です。
場合によっては業者からのヒアリングが複数回に渡ることもあります。
焦らず腰を据えて事業成功に必要なパートナー探しをしましょう。
大枠で捉えていた事業計画をより詳細なものに詰めていきましょう。
具体的で現実的な事業計画にすることで得られるメリットがいくつかあります。
このように実務の舵取り以外にも役に立つため、事業計画に修正をしていきましょう。
融資による借入以外の手法も積極的に検討しましょう。
その後の集客にもつながる可能性がある方法や負担の少ない方法があるからです。
具体的な手法としては下記のようなものがあげられます。
グランピング事業は、開業がゴールではなく運営していくことが目的です。
開業後の負担がなるべく少なく、事業主様のご状況にあった方法の組み合わせを検討しましょう。
まずは許可と納期について改めて確認をしましょう。
その理由は2つあります。
発注・着工時は「こんなはずでは」というトラブルが表出化しやすいタイミングです。
などといったトラブルが考えられます。
許可関係とタイムスケジュールを改めて問題ないか確認をしてから動き出しましょう。
着工中に具体的な提供サービスについて固める時間を十分に作りましょう。
利用者に十分な価値提供を行うことがサービスとして生き残るために必要不可欠だからです。
具体的な理由としては以下のような内容が考えられます。
工事期間中はサービスの質を高めるための時間として無駄なく過ごしましょう。
可能な限り最速で集客活動を始めましょう。
その理由は大きく3つあります。
具体的に得られるメリットや成果は以下の通りです。
お金をかけで広告運用するだけが集客活動ではありません。
SNS投稿などであれば無料で行えます。
可能な限り最速でファン作りのための行動を実行していきましょう。
今回の記事の要点をまとめると以下の通りです。
もしかすると、グランピング開業のための道のりは長く険しく感じられるかもしれません。
10ステップの途中でお困りの場面がありましたら、弊社へのご相談をお待ちしております。
グランピング事業自体への納得がいくまでコミュニケーションさせて頂きます。
【→グランピング開業手順とリスクやコスト全部まとめて解説!:参考記事はこちら】