スタッフブログ

【グランピング企画】第1話:グランピング場を作る!!(グランピング企画のスタートはコンセプトフラッグを立てること)

2019.06.07



■グランピング場を作る上での大きな落とし穴

「グランピング場を作る!」と決断された後、事業主様には土木造成の様な大きな事から、BBQ備品を言った小さな事まで、
多種多様な作業工程と各作業における「判断」や
「選択」が待ち受けています。

しかし、必ず発生する第1の落とし穴が・・・【何を基準に判断や選択をするのか?】と言う大きな大きな落とし穴です。

例えば、宿泊設備一つとっても「グランピングテント」「グランピングキャビン」「トレーラーハウス」「エアストリーム」「ユニットハウス」などなど
多数のアイテムがあり、
そして「グランピングテント」だけでもドームテント、ベルテント、キャンバステント、ティピテントを始め、これまた多数
のアイテムやサイズが・・・


そうなんです・・・「判断基準」「選択基準」無き作業は、悩ましいだけではなく、かなり高い確率で「事業主様のグランピング事業の失敗」へ
と繋がります。


■どんな「グランピング場」を作るべきなのか?

事業主様の開発予定地にどんなグランピング場を作るべきなのか?
当たり前の事で大変恐縮なのですが、全てはここからがスタートなんです。そしてかなり重要な事なんです。

①開発予定地の立地(どこのエリアから集客するのか?それは車でどれくらいの時間がかかるのか?)
②開発予定地のロケーション(海?山?川?湖?、そして売りは何?)
③競合施設(例えば100km圏内に幾つ競合施設があり、その競合施設の特徴は?)
④近隣エリアの観光資源(面で考えるのか?点で考えるのか?)
⑤開発予定地の気候(北海道と沖縄では年間気候が大きく異なりますし、大雨・台風・雪・強風などの特徴把握も必要)
などなど多数

こんな事実を把握しながら、事業主様のご希望を加味しながらも「ここではこんなグランピング場を開発すべき」・・・をご一緒に
コンセプトワークしていきます。
開発プロデューサーの立場から表現すると【グランピング場のコンセプトフラッグ】策定となります。

そうです・・・「うちの施設はこう言ったグランピング場なんです!」宣言が【コンセプトフラッグ】となります。

関東地区、関西地区はグランピング場の増加と共にグランピング利用者も成熟度を増して、「グランピング初体験」からリピーターとして
「施設を選択する」ステージになりました。
中京地区、九州地区も数年遅れで同様に市場の成熟度がアップし始めています。
そんな成熟していくグランピング利用者に対し「うちのグランピング場のコンセプトフラッグはこれ!」と利用者の選択肢にエントリーさせる
ことが必要となりました。


話が少し横道にそれましたが・・・グランピング場開発の多種多様な作業工程における「判断と選択」は、事業主様と決定したコンセプトフラッグ
を基準として落とし込んでいきます。


■開発プロデューサーの仕事

私たちの仕事は事業主様の「判断と選択基準」を策定し、その後はブラさずにゴールへ向かうことと、
「選択の幅を沢山ご提供すること」につきると考えます。


これは私たちのチームが数多くのグランピングやアウトドアの開発や運営から得た経験があるからこそ「基準の策定」が可能だと考えていますし、
自社のグランピングツールを中心にアピールせざる得ないアウトドアメーカー様とは異なる開発プロデュース会社だからこその「選択の幅のご提供」
であると考えます。


小さな施設であれ、大きな施設であれ「事業」としてグランピング/アウトドア施設を開発・運営されるのであれば、是非ご参考にしてください。