スタッフブログ

グランピング 土地探し

2022.12.08
■北陸にお邪魔しています

今年最後の出張(恐らく)と言うことで金沢⇒能登半島⇒福井と北陸行脚しております。
北陸の事業主様のアウトドア事業のコンサルティングをさせていただくこととなり、グランピング場開発の土地探しです。
昨日は1日で7か所の候補地を視察しました。
弊社経由でご紹介させていただいた候補地3か所に、事業主様が探されていた候補地4か所。
候補地探し&視察は過去から現在に至るまでかなりの数をこなしていますが・・・能登半島!非常にポテンシャルが高いです。
廃校から旧キャンプ場、公園などジャンルは様々でしたが素敵な場所が沢山ありました。

■視察で何を判断するのか

視察では2つの目線でチェックすることが多いです。「利用者目線」と「開発者目線」。
利用者目線は・・・勿論、そこに滞在して癒されそうか?友人知人に教えたくなる場所か?リピートしたくなりそうか?と言う素朴な判断を。
開発者目線は・・・アクセス、ロケーション、インフラ状況、土地の形状や起伏、周辺環境、開発要件や規制、風速や風向きなどなど多数。

景色が良くても現状のインフラ環境が悪ければ開発コストに大きなマイナス影響を与えてしまいますし、
土地の形状によっては宿泊棟数確保に影響が出たり、起伏が激しければ造成整備にコストがかかってしまったり・・・
またそもそも論として条例や地元行政による規制がある場合は開発自体が不可能な可能性も発生する危険性があります。

事業主様のそばでそんな事項をお伝えしながら、候補地での事業イメージをリアルに感じていただく事が僕たちの仕事となります。
開発コストがかかればかかるほど事業としての回収期間も長くなってしまいますからね。

■事業主様との信頼関係構築

今回の事業主様は夏頃にこの弊社ホームページよりお問合せを頂戴し、競合とのコンペティションとして数回の面談を経て
弊社を選択してくださいました。
競合会社A社さんとは今回で4回目のバッティングとなりましたが・・・弊社は一度も負けてません!!
僕は口が裂けても「宿泊者には定番のBBQ食べさしといたら儲かるんですよ」なんてチープな発想を事業主様にアドバイスはしませんし、
「開業後の運営はうちの会社なら売上の〇〇%で押さえれますよ」なんて無謀な嘘もついたりしません。
アウトドアビジネスの真実も楽しさも懸念事項も大変な部分も素直にお伝えします。
そして弊社がお手伝いできる部分をキチンとご説明しますし、事業主様が汗をかかなければならない部分も正直にお教えします。
グランピング事業は作っておしまいではありません・・・開業後の継続事業です。

今回の北陸の事業主様ともかなりの時間をかけて事業そのものの議論をさせていただきました。
今回の土地探しもそうですが、一つ一つ信頼関係を構築するスタイルは変えないでいこうと考えています。