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ハードキャビン(グランピングキャビン)のニーズ高まる

2023.08.29
■グランピングテントからグランピングキャビンへの加速

以前から「アフターコロナ時代にはグランピングテント(主にドームテント)からグランピングキャビンの流れがくる」とお伝えしていましたが、
ここ半年間で更にその思いを強くしています。

一つはグランピングメーカー様各社の戦略が明らかにハードキャビン(グランピングキャビン)へとシフトし始めていること。
ドームテント販売一辺倒だった会社様ですらハードキャビン(グランピングキャビン)へのシフトチェンジに真剣になられています。

一つは事業主様からのオーダーの変化。
昨年までは「グランピングってドームテントの事を言うのですよね?」みたいな事業主もおられ、グランピングの宿泊形態のご説明から入ることが
多かったのですが、最近の事業主様との会話ではハードキャビン(グランピングキャビン)を支持されるケースが圧倒的に増えてきました。
事業主様ご自身が幾つかのグランピング施設に泊まられ、その体験をベースにドームテントではなくハードキャビン(グランピングキャビン)を
選択されるケースも増えてます。 

この流れ・・・大きくは世の中でグランピング体験をされた人口が増えてきた証でもあると考えています。
グランピング初体験のお客様はやはり「グランピングってテントだよね!」って発想で結果ドームテントグランピングを体験するかと思うのですが、
個人的にはテントグランピングはリピーター率が高くないと判断しています。
テントグランピングにはテントグランピングの魅力も沢山ありますが、グランピングリピーターとして「アウトドアを満喫しながら心地よいインドア
も確保しておきたい」となると、2回目はハードキャビン(グランピングキャビン)を選択すると言った流れが多いのかも知れません。

僕が最初にプロデュースさせていただいたグランピング施設は「グランピングテント+グランピングキャビン」のMIX型施設でした。
その時はここまで明確な意図はなかったのですが、結果的には初心者にもリピーターにも対応可能な施設になったと感じています。

■事業主様は既にグランピングメーカー様の先を見据えている???

弊社は企画開発プロデュース会社と言う立場から、グランピングメーカー様のハードキャビン(グランピングキャビン)を販売代理する
事が普通にありますが、ここ最近の企画プレゼンでは連続して既製品のハードキャビン(グランピングキャビン)ではなく、
「オリジナルで高級キャビンの提案が欲しい」とリクエストを受けました。

確かにコロナ禍で大きな市場形成をしたマイクロツーリズムはツーリズムと言うだけあって「旅志向」要素が強かったかと思います。
アフターコロナ時代でも勿論このマイクロツーリズム志向は継続はされていますが、新たにセカンドハウス志向(別荘志向)といった
市場が発生していると考えています(そのキャンプバージョンは以前のブログで書きました)。

三世代でゆとりをもったアウトドアライフ。
グループで週末を楽しむアウトドアライフ。
夫婦でカップルで記念日を楽しむアウトドアライフ。

そんなターゲットを対象に展開する施設(グランピングと言うよりもアウトドアリゾートと呼ぶ方が良いかも)では少数展開の高級ハードキャビン
(高級グランピングキャビン?高級アウトドアヴィラ?)が的確なのかも知れません。

この高級オリジナルキャビン・・・
パートナーの建築設計士がいつもよりニコニコワクワクしながら作業しているのは気のせいでしょうか(笑)

「グランピング」を大きなキーワードに市場が形成されたアウトドアですが、
これからも世間のニーズに対応していく形で変化していきそうですね!
落ちこぼれない様に日々勉強していきます!!