スタッフブログ

能登地震とグランピング

2024.01.06
■令和能登地震

今年は元旦から「明けましておめでとう」と言えない事態となりました。

【令和能登地震】
私たちのお客様も被災されました。
先ずは皆様のご無事をお祈りするしかありません。

私自身、阪神大震災時には家族全員で生き埋めとなり、自宅も倒壊した被災者なので
被災地のリアルな空気感は良く理解している一人です。

先ずは電気ガス水道など生活インフラが一日も早く復旧し、日々の食事がきちんと取れる環境となりますように。
そして地域の道路、建築物などの復旧になるかと思います。
同時に各自のお仕事や地域の経済が少しでも早く動き出せることを祈っています。

私の場合はプラスして身体に大きな被害を受けましたので、入院⇒車椅子⇒松葉づえ⇒復活と自分自身との闘いもありました。

しかし・・・テレビ映像で愛着ある場所の被災風景を見ることは何よりも辛く何度も胸を締め付けられる状態です。
お仕事で何度も宿泊させていただいた和倉温泉の旅館も倒壊で・・・。

日本が地震大国である以上理解はしてる訳ではあるのですが・・・

■悲劇の中でも勇気づけられたこと

上記の通り元旦から能登のお客様とのやり取りは数回に渡り・・・グランピング施設の開発に関しても勿論延期という事で
その対応などバタバタしていたわけですが、本日現地のご担当者から勇気づけられるご連絡も頂戴出来ました。

施設開発は地元コミュニティのご理解も必要なのですが、地域の重鎮の皆様から以下ご連絡があったとのこと。
「私たちはこの地域の復興の形の一つとしてグランピングは重要なコンテンツであると思う」

まだまだインフラも回復していない中で、非常に有難く勇気づけられるメッセージでした。
確かに阪神大震災時もインフラ回復と共に「急に復興へ向けたムード」へと空気が変化した瞬間がありました。

カプセルの開発メンバーでも、今回の能登地震を機に「防災・震災対応」を意識したグランピング施設へ企画変更を考え出しています。
それは地震に強いグランピング場と言った意味だけじゃなく、震災発生時に被災者の方の避難施設となれたり、グランピング施設側から
被災者の元へ支援に向えることを可能とすることだったりと定義しています。

地域のご理解や応援と共に「地域オンリーワン施設」となれるような企画を考えますね。